2020年新聞は生き残れるか

著:長谷川 幸洋
定価:1,540円(本体1,400円)

東京五輪決定の大ニュース翌日は新聞休刊日。だが、私たちに不都合があっただろうか? それでも新聞は必要なのか? 東京新聞論説副主幹がリアルに告発する、ポチ化するマスメディア、堕落する言論。


東京五輪決定の大ニュース翌日は新聞休刊日。
しかし、私たちに不都合があっただろうか?
新聞は本当に必要なのか?

東京新聞論説副主幹がリアルに告発する、
マスメディアのポチ化、言論の堕落。

◇目次◇
序章 こんな新聞ならもういらない?
第一章 ジャーナリズムのデフレ敗戦
第二章 日銀と財務省に洗脳される記者たち
第三章 なぜメディアは政策をまともに論じられないのか
第四章 ジャーナリストの仕事、私の流儀
第五章 新聞を出し抜くネット・ジャーナリズム
第六章 メディアと政府の関係を変える「オープン・ガバメント」
第七章 ジャーナリズムが生き残るためにすべきこと
特別収録 大鹿靖明インタビュー
終章 職業ジャーナリストは何で食っていくのか

もはや情報はインサイダーだけのものではない。情報公開が進むオープン・ガバメント時代はデータ・ジャーナリズムというジャンルを生み、公開データの読解からニュースが生まれている。復興予算流用問題を最初に報じたのは、フリージャーナリストが書いた「週刊ポスト」の記事だった。新聞記者の常識に反し、彼女は一人も取材相手に会わず、電話取材とインターネットだけで大スクープを放った。財務省や日銀の権威に弱く、政府の発表を検証できず、政府に不都合な真実を書かない新聞記者に、存在意義はあるのか?

2020年新聞は生き残れるか

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