楽園の蝶

著:柳 広司
定価:1,650円(本体1,500円)

「昼の関東軍、夜の甘粕」1942――野望と陰謀が交錯する満州・新京。脚本家志望の若者・朝比奈映一は、制約だらけの日本から海を渡り、満州映画協会の扉を叩く。だが提出するメロドラマは、ドイツ帰りの女性監督・桐谷サカエから「使い物にならない」とボツの繰り返し。彼女の指示で現地スタッフ陳雲と探偵映画を練り始めるが……。『ジョーカー・ゲーム』から5年、柳広司の新たなる世界。


それでも映画を、夢への旅を。

「昼の関東軍、夜の甘粕」
1942――野望と陰謀が交錯する満州・新京。
東洋一の「映画の都」、そこは幻影城市と呼ばれていた。

『ジョーカー・ゲーム』の衝撃から5年――満州映画協会、通称“満映”を舞台に柳広司が書き下ろす世界水準エンターテインメント!

脚本家志望の若者・朝比奈英一は、制約だらけの日本から海を渡り、満州映画協会の扉を叩く。だが提出するメロドラマはすべて、ドイツ帰りの若き女性監督・桐谷サカエから「この満州では使い物にならない」とボツの繰り返し。彼女の指示で現地スタッフの陳雲と二人で、探偵映画の脚本を練り始めるのだが……。

楽園の蝶

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