リヴァイアサン

著:長尾 龍一
定価:1,100円(本体1,000円)

世界の部分秩序である国家を、「主権」という、唯一神の「全能」の類比概念によって性格づける国家論は、基本的に誤った思想であり、また帝国の「主権国家」への分裂は、世界秩序に責任をもつ政治主体の消去をもたらした、人類史上最大の誤りではないか……。ホッブズ、ケルゼン、シュミットという西欧の3人の思想家の「国家論」を基軸として、国家史の再構成を試みた画期的論考。文庫オリジナル。

リヴァイアサン

※この製品は、品切重版未定となっております。

書店在庫を見る