昭和金融恐慌史

著:高橋 亀吉 著:森垣 淑
定価:1,265円(本体1,150円)

日本中の銀行が預金取付の大津波に襲われ、異例の支払猶予令(モラトリアム)が断行された昭和金融恐慌。東京渡辺銀行などの倒産、破産が続出し、休業銀行の多くは預金の4~5割を切捨てた。この大異変の背景には銀行の前近代性と、熱狂的投機ブームの反動で膨れた莫大な不良債権があった。
在野の経済評論家として名高い高橋亀吉を主執筆者とし、金融恐慌の原因と実態を豊富なデータを駆使して解明した注目の書。

昭和金融恐慌史

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