魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ
俺は今、無意味な物語を拾い、読みながら歩いている。存在理由としての食餌。消える記憶と、脳内に潜む探偵。逢うたびに顔の変わる恋人。交錯する複数の【冥王星O】。……【冥王星O】? それは――俺の名だ。物語を紡ぎ続ける【越前魔太郎】とは一体何者なのか。知らぬうちに裏返る世界は、まるでメビウスの輪。重なり合う運命の交差点で、謎は解かれ、現実は崩壊する!
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