講談社BOOK倶楽部

『グリード』

著者:真山仁

『強欲』は善か悪か。

著者メッセージ

 今、日本は“強い男”を待望しています。強い男とは、どんな困難に陥っても沈着冷静に事に当たり、必ず結果を出す。勝つのではなく、負けない闘いができる──。  『グリード』の主人公、鷲津政彦とは、まさしく真の強い男そのものです。企業買収者として日本最強を誇る鷲津は、金融危機で揺れる米国で、アメリカ人の誇りと思われている巨大企業の買収を画策します。  窮地に陥った相手の弱みにつけ込む行為と、米国民からバッシングされるのも覚悟の上です。それは、復讐なのか、覇権国家アメリカへのおしおきなのか、あるいは強欲ゆえなのか…。  買収劇というのは、実は、戦国時代の国盗りゲームと同じです。権謀術数と裏切り、謀略が渦巻き、結果的には強者が生き残る。難しい経済の話ではなく、だまし騙され、誰が味方で、誰が敵かという人間ドラマとしての面白さを、思う存分味わって戴ければ幸いです。

『グリード』上下

『グリード』(上)
著者:真山仁
定価:本体1,700円(税別)

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食うか食われるか。
リーマンショック直前、日本最強の企業買収者・鷲津政彦はアメリカ経済を長年牽引した超巨大企業、アメリカン・ドリーム社の奪取を目論んでいた。敵は圧倒的な財力を持つ“市場の守り神”サミュエル・ストラスバーグ。巨大投資銀行でサミュエルを担当するジャッキーは莫大な利益に熱狂する社内で異変に気づき、ニューヨークに飛ばされた新聞記者の北村悠一は、鷲津にメガクライシスの到来を示唆される。

『グリード』(下)
著者:真山仁
定価:本体1,700円(税別)

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アメリカを買え。
ストラスバーグに前代未聞の妨害工作を仕掛けられた鷲津政彦は、アメリカに宣戦布告する。次々に襲いくる、アメリカを背負う猛者たち。未曾有の危機に瀕する投資銀行とアメリカン・ドリーム社は記者会見を連発し、北村たちは必至に食らいつく。Xデーに向けてウォール街の混乱が加速する中、ワシントンD.C.がついに動き始めた。強欲の坩堝に身を置き闘い続ける鷲津。その胸に秘められていた衝撃の戦略とは。

著者 真山仁(まやま・じん)

1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』でデビュー。2007年、『ハゲタカ』『ハゲタカII(「バイアウト」改題)』(ともに講談社文庫)がNHK土曜ドラマに、2009年、『レッドゾーン』(講談社文庫)が映画に、2012年、『マグマ』(角川文庫)がWOWWOWで5話連続ドラマ化された。主な著作に『プライド』(新潮社文庫)、『コラプティオ』(文藝春秋)、『黙示』(新潮社)などがある。

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