タッチ・ユア・ハート
愛犬と愛妻に支えられ、外科医は世界中の人々のこころに触れ続けた。
――海堂 尊氏推奨!
日本で初めてバチスタ手術に挑んだ「外科医・須磨久善」の自伝的小説!
「外科医の手は、神の手ではなく神に祈る手なのだ」
1994年の夏、ローマにあるカトリック大学付属ジェメッリ総合病院に心臓外科客員教授として赴任した須磨久善は、キエティでの公開手術の後、バチスタ手術を知り、興味を抱く。その頃、二匹の犬を飼い始めるが、ダックスフンドのシーザーは病気で天に召された。残ったゴールデン・レトリバーのタローとの生活は潤いを与えてくれる一方、須磨自身そしてタローにも困難が待ち受ける――。数多くの出会いに恵まれ、挑戦し続けたカリスマ外科医が自らの半生を初めて綴った!
※この製品は、品切重版未定となっております。